October 28, 2007

周防監督は想像どおりのいい人でした

呉映画サークルの年に一度の拡大例会、今年の作品は周防正行監督の「それでもボクはやってない」。昨年の小泉尭史監督に続いて、今年も周防監督をお招きしてのシネマ&トークショーで、スタッフとして参加しました。

過去記事で映画の内容について触れていますが、数少ない私の鑑賞本数のなかでの今年のベストワン映画なので、どんなお話が聞けるのか楽しみにしていました。聞き出しについては、スタッフで入念に絞り込みを重ねた成果が出たのか、中身の濃い充実したトーク(今回の場合はティーチイン?かな)になっていたような気がします。

 

周防監督も予想どおり想像どおりの方で、2回目上映前の舞台挨拶では、これまで公には話していないようなお話までしてくださるというサービスぶり^^

 

監督とご一緒に来られたアルタミラピクチャーズの佐々木芳野プロデューサーもすてきな女性で、プロデューサー視線での「それボク」を聞くことができ、その話し方にすっかりお気に入りになってしまいました。

これまで映画鑑賞は監督や俳優で作品を選んでましたが、佐々木Pが名を連ねている作品というのが、これからは鑑賞候補に加わりますな^^

 

佐々木Pの口からモッくん事件・・・・おぉーっと、これはオフレコでした^^;

 

早朝から映写準備という肉体労働もありましたが、充実した一日でした^^

 
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May 04, 2007

大崎下島、斎島ツーリング

GWの真っ只中、呉映サの仲間とのんびりツーリング。
安芸灘大橋に集合し、大崎下島(立花港)に渡るフェリーに乗るために一路蒲刈町大浦港へ。春の海風が心地よい。
大崎下島へ到着後は、本州から安芸灘諸島を8つの橋で結ぶ安芸灘諸島連絡架橋計画のうちの5番目から7番目にあたる平羅橋. 中の瀬戸大橋. 岡村大橋を通って岡村島へ。ここはもう愛媛県今治市、「呉と今治は橋を通じて陸続きなのか」と感慨にふける。
岡村大橋
岡村大橋を颯爽と渡る呉映サの面々

Okamura_1

岡村大橋をバックにパチリ

ホントは大崎下島を一周して御手洗の町並みなども見たいところですが、斎島に渡る高速船の時間があるため、来た道を引き返す。

斎島は島民僅か21名の離島、広島県の鳥である「あび」の習性を利用した「いかり漁」で有名な島。何度かこの島を訪れているが、ホントに気持ちの良い島。自転車を走らせるところはないが、とりあえず高速船に積み込む。

同栄丸船長曰く「いつきにゃぁ自転車で走るとこなんかないがのう・・・」

いかにも瀬戸内海の浜とでも言うべき「マナイタ浜」で昼食。チョット霞んではいましたが海の向こうに四国の山並みが見えた。
マナイタ浜

春の海風を感じながらの安芸灘諸島ツーリング、心地よさと引き換えにおマタは・・・

自宅からの走行距離75km、2,150kcal

190503touring_2

カシミール3Dで作成

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February 03, 2007

おのみち週末映画館~眠狂四郎無頼剣

Onomichi

呉映画サークルの仲間とおのみち週末映画館眠狂四郎 無頼剣」を鑑賞。

尾道といえば、小津作品や大林宣彦作品でお馴染みの地で、一般には映画の町というイメージがある。しかし、その映画の町「おのみち」にはなぜか映画館がない。
そこで、尾道の若者が映画館のない「尾道」に映画館を再興させようと「尾道に映画館をつくる会」を立ち上げ、映画による街づくり、地域づくりを行っている。
今回の週末映画館もその活動の一環で、今回の上映会のテーマは「煌く日本の美」で、上映作品は、今回鑑賞作品のほか、「黒い十人の女」「集金旅行」「幕末太陽傅」の4本を企画。なかなか面白い選定ですね。

会場は溢れんばかりの人で超満員。尾道の人たちの映画に対する思いが伝わってくるようです。フィルム方式ではなく液晶プロジェクタによるデジタル上映。60年代の作品にもかかわらず、思いのほか美しい映像で、市川雷蔵の狂四郎を楽しむことができました。「黒い十人の女」も鑑賞する予定でしたが、残念ながら満員のため鑑賞できませんでした。

シネコン隆盛の中で街なかの古い映画館は苦労しているようです。そんな中で映画館を再興しようという若者の熱意。ガンバレ!おのみち!

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December 03, 2006

小泉尭史監督シネマ&トーク-呉映画サークル第224回例会

小泉尭史監督は、作品そのままのあたたかい人でした。

呉映画サークル第224回例会は年に一度の拡大例会で、上映作品は「博士の愛した数式」で3回の上映。上映の合間に監督のトークもありました。

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映画監督という人は監督が右といえば全員が右!というようなお殿様の感じかと思ってましたが、朴訥とした語り口はまさに「映画の職人」
作品から醸し出される雰囲気そのままの方でした。

トーク終了後も、「喜んでいただけるなら」と

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サイン会に応じてくださったり、退場されるお客様にひとりひとり丁寧に挨拶される姿を見て本当に感動してしまいました。

上映の合間に直接監督とお話しする機会がありました。
その際に監督は、「劇場公開が終了しDVDが発売されているにもかかわらず、こうしてわざわざ足を運んでいただけるなんて、作り手としてこんなありがたいことはない。」とおっしゃってました。感激

この興奮は当分収まらないだろうなぁ・・・

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November 15, 2006

呉映画サークル運営委員会乱入

 以前に「パッチギ!再び」で紹介したシネマ&井筒監督トークがきっかけで入会した地元の映画サークル。
 2ヶ月に1回ペースで地元の古い映画館を借り切って例会(映画上映会)を開いており、前回の「ホテル・ルワンダ」が第223回例会、次回は年に一度の拡大例会で、上映作品は「博士の愛した数式」、小泉監督のトークショーもあるという。
 どんな方たちがどういった方法でサークルの運営や上映映画の選定をされているのか興味があったので、まだ会員になって間がないにもかかわらず、運営委員会に乱入させていただいた。
 たくさんの方が喧々諤々やられているのかと思っていましたが、6名の方が物静かに語っておられました。前回の例会の反省会から始まり、次回の小泉監督のトークショーの内容について、そして次々回の作品の選定を皆さんの意見をもとに決められていきました。
 参加して一番感じたのは、1本の映画を上映するのに多くの労力とお金がかかること。230名の会員の人を満足させるには、単に映画が好きなだけではダメなことが良くわかりました。とりあえず、12月2日の第224回例会については、「邪魔」って言われない限り何らかの形でお手伝いできれば・・・

ココのサークルの目玉は何と言っても「手書き看板」
懐かしい雰囲気がなんとも言えずよい^^
Hakase

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September 10, 2006

「パッチギ!」再び

Cinematalk 以前にココでも紹介し、個人的にも去年のNo.1映画であった「パッチギ!」が地元の映画館で、なんと井筒監督のトークショー付きで上映されました。公開から1年以上が経過されていますが、井筒のオッサンがこの映画をどのような思いで作ったのか?、パッチギ2の構想はどうなっているのか?聞きたいことが色々とあったので鑑賞してきました。

映画館についてビックリ^^;館内は超満員、最前列で見ることとなりました。でも、おかげで、映画上映の後の生井筒はかぶりつきで拝見できましたが・・・

映画上映後、観衆の拍手に迎えられ井筒監督登場。監督の1968年からトークがはじまりました。いつもの毒舌のなかにも映画に対する熱い思いを聴くことができました。また、次回作の構想についてもチョットではありましたが、触れられてまずまず、満足できたトークショーでした。できうるならば司会の方がもっと突っ込んだ質問等をされればそれなりに答えていただけたのではなかったかと・・・

さて、今回の上映は地元の映画サークルが企画したもので、以前から佳作を定期的に継続して上映されている団体で、気にはなっていたのですが、「パッチギ!」の後押しで、入会することにしました。次回は「ホテル・ルワンダ」でこれも既に鑑賞済みではありますが、楽しみな作品ではあります。映画サークルの方々と色々とお話ができればいいなぁ・・・

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