January 04, 2008

2007年度「日本インターネット映画大賞」に投票しました【日本映画部門】

続いて、日本映画部門。

コチラは36本鑑賞しました。外国映画部門と同様に均等配分します。

今年もアニメ部門を1本選出しました。

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『 日本映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)

  「それでもボクはやってない」 5点

  「夕凪の街桜の国」 5点

  「天然コケッコー」 5点

  「転々」 5点

  「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 5点

  「秒速5センチメートル」 5点

【コメント】

 脚本、演出、演技どれもが素晴らしかった「それボク」、広島県人として、5年後10年後も自信を持って薦められる「夕凪の街桜の国」の2本は特によかったなぁ。

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【監督賞】              作品名

   [周防正行] (「それでもボクはやってない」)

【コメント】

  硬派でした。脚本も見事

【主演男優賞】

   [加瀬亮] (「それでもボクはやってない」)

【コメント】

  「めがね」「ヲリオン座からの招待状」と2007年は加瀬亮君の年でした。

【主演女優賞】

   [麻生久美子] (「夕凪の街桜の国」)

【コメント】

  間違いなく彼女の代表作となるでしょう。これからも映画中心の女優さんでいて欲しいですね。ご結婚おめでとうございます。

【助演男優賞】

   [三浦友和] (「転々」)

【コメント】

  もう山口百恵の旦那さんじゃないですね

【助演女優賞】

   [藤村志保] (「夕凪の街桜の国」)

【コメント】

【新人賞】

   [夏帆] (「天然コケッコー」)

【コメント】

  ガッキー派なんですが、「天然コケッコー」での夏帆ちゃんのしゃべり方があまりにもかわいかったので

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October 28, 2007

周防監督は想像どおりのいい人でした

呉映画サークルの年に一度の拡大例会、今年の作品は周防正行監督の「それでもボクはやってない」。昨年の小泉尭史監督に続いて、今年も周防監督をお招きしてのシネマ&トークショーで、スタッフとして参加しました。

過去記事で映画の内容について触れていますが、数少ない私の鑑賞本数のなかでの今年のベストワン映画なので、どんなお話が聞けるのか楽しみにしていました。聞き出しについては、スタッフで入念に絞り込みを重ねた成果が出たのか、中身の濃い充実したトーク(今回の場合はティーチイン?かな)になっていたような気がします。

 

周防監督も予想どおり想像どおりの方で、2回目上映前の舞台挨拶では、これまで公には話していないようなお話までしてくださるというサービスぶり^^

 

監督とご一緒に来られたアルタミラピクチャーズの佐々木芳野プロデューサーもすてきな女性で、プロデューサー視線での「それボク」を聞くことができ、その話し方にすっかりお気に入りになってしまいました。

これまで映画鑑賞は監督や俳優で作品を選んでましたが、佐々木Pが名を連ねている作品というのが、これからは鑑賞候補に加わりますな^^

 

佐々木Pの口からモッくん事件・・・・おぉーっと、これはオフレコでした^^;

 

早朝から映写準備という肉体労働もありましたが、充実した一日でした^^

 
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February 03, 2007

おのみち週末映画館~眠狂四郎無頼剣

Onomichi

呉映画サークルの仲間とおのみち週末映画館眠狂四郎 無頼剣」を鑑賞。

尾道といえば、小津作品や大林宣彦作品でお馴染みの地で、一般には映画の町というイメージがある。しかし、その映画の町「おのみち」にはなぜか映画館がない。
そこで、尾道の若者が映画館のない「尾道」に映画館を再興させようと「尾道に映画館をつくる会」を立ち上げ、映画による街づくり、地域づくりを行っている。
今回の週末映画館もその活動の一環で、今回の上映会のテーマは「煌く日本の美」で、上映作品は、今回鑑賞作品のほか、「黒い十人の女」「集金旅行」「幕末太陽傅」の4本を企画。なかなか面白い選定ですね。

会場は溢れんばかりの人で超満員。尾道の人たちの映画に対する思いが伝わってくるようです。フィルム方式ではなく液晶プロジェクタによるデジタル上映。60年代の作品にもかかわらず、思いのほか美しい映像で、市川雷蔵の狂四郎を楽しむことができました。「黒い十人の女」も鑑賞する予定でしたが、残念ながら満員のため鑑賞できませんでした。

シネコン隆盛の中で街なかの古い映画館は苦労しているようです。そんな中で映画館を再興しようという若者の熱意。ガンバレ!おのみち!

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January 22, 2007

一人の無辜を罰するなかれ~それでもボクはやってない

周防正行監督の11年ぶりの新作は、痴漢冤罪と刑事裁判の物語。
予告編から想像して、痴漢冤罪事件に巻き込まれた青年が体験する刑事裁判と無罪を勝ち取るべく家族や友人が弁護士と共に戦うコメディタッチの感動司法ドラマかと思ってたら・・・

極めて真面目な社会派ドラマでした。

日本の刑事裁判の問題に真正面から向き合ったこの作品の姿勢は見事でした。
劇中に登場する傍聴マニアはいかがなものかとは感じましたが、2009年から始まる裁判員制度により、何時自分が裁判員に選ばれるかもわからないわけですから、一度は刑事裁判がどのように行われているのか経験すべきなのかなと感じてしまいました。

しかし、「不見当」とはなんとも便利な言葉だ^^;

映画鑑賞後、1月20日付の朝日新聞のシネマプレビュー&シンポの記事を読みました。
事前に読んでおけば、もっと映画の理解が深まったと後から後悔;;

ココログ内の「それでもボクはやってない」特設サイトで、
「あなたの判決は、有罪?無罪?」という投票をやってました。

ワタシは・・・・

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January 07, 2007

ソコカラ、ナニガ、ミエル?~鉄コン筋クリート

もちもーち、こちら地球星、日本国シロ隊員、応答どーじょー。

07年の2本目は「鉄コン筋クリート」
バクダン低気圧発生のサナカ、ナイトショーへ・・・

アニメの声を声優を生業にしてる人がやるか、一般の役者さんがやるかで作品の成否が決まる場合が多い。最近のジブリは後者で失敗する場合が多いようです。
この作品の場合、主人公の二人(クロ=二宮和也、シロ=蒼井優)はもとより、ネズミ=田中泯、蛇=本木雅弘らが見事なアフレコを見せてくれている。
goo映画の『鉄コン筋クリート』特集でシロの声を担当した蒼井優のインタービュー映像が公開されています。声優初挑戦の彼女が、声だけで演じることの難しさや戸惑いを語っています。

映画を終えて劇場を出たら、バクダン低気圧のおかげで外は真っ白な雪の夜でした。

今日もこの星の平和はキチンと守りました。
安心。安心。

そんなシロの声が聞こえたような闇の中、車を走らせました。
スリップに気をつけながら・・・

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September 10, 2006

「パッチギ!」再び

Cinematalk 以前にココでも紹介し、個人的にも去年のNo.1映画であった「パッチギ!」が地元の映画館で、なんと井筒監督のトークショー付きで上映されました。公開から1年以上が経過されていますが、井筒のオッサンがこの映画をどのような思いで作ったのか?、パッチギ2の構想はどうなっているのか?聞きたいことが色々とあったので鑑賞してきました。

映画館についてビックリ^^;館内は超満員、最前列で見ることとなりました。でも、おかげで、映画上映の後の生井筒はかぶりつきで拝見できましたが・・・

映画上映後、観衆の拍手に迎えられ井筒監督登場。監督の1968年からトークがはじまりました。いつもの毒舌のなかにも映画に対する熱い思いを聴くことができました。また、次回作の構想についてもチョットではありましたが、触れられてまずまず、満足できたトークショーでした。できうるならば司会の方がもっと突っ込んだ質問等をされればそれなりに答えていただけたのではなかったかと・・・

さて、今回の上映は地元の映画サークルが企画したもので、以前から佳作を定期的に継続して上映されている団体で、気にはなっていたのですが、「パッチギ!」の後押しで、入会することにしました。次回は「ホテル・ルワンダ」でこれも既に鑑賞済みではありますが、楽しみな作品ではあります。映画サークルの方々と色々とお話ができればいいなぁ・・・

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June 04, 2006

花よりもなほ-にげあし、をしえます

是枝監督の最新作は時代劇^^
花よりもなほ」公開初日に鑑賞してきました。

広島の夏の始まりを告げるゆかたまつりの「とうかさん」。
ゆかたで来場の方は1000円ということで、ゆかたで鑑賞の女性もいらっしゃいました。

なんかホントに臭ってきそうな貧乏長屋に住むおかしな面々と父の仇を討たんと信州から出てきたものの、それも叶わず「仇討ちのない人生もありかな」と思いつつ寺子屋で何とか食いつないでいるへっぴり侍「宗左」の愉快な物語。
宮沢りえちゃんがまさに「はきだめに鶴」 美しさが一層光り輝いてました。

ゴミ拾いで生計を立てたり、長屋の住人の排泄物(つまりクソ)を百姓に肥として売ってその儲けで正月の餅を振舞うという、なんともエコロジーな生き方をしておりました。

そして、宗左はこう決意する。
憎しみの連鎖を断ち切るとはこういうことなのだよ、猿面ブッシュ&そのポチ純ちゃん。

よくわからないけど、なぜかピョンピョンはねてたクソが気になる孫さんの
「桜が潔いのは、来年また咲くのを知ってるからじゃないの?」ってのが哲学的で良かったね。

しかし、公式サイトでさえ主役の写真に加工を施すJ事務所・・・肖像権の保護ですか。すばらしいことです。

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May 27, 2006

明日の記憶-ポジティブ・シンキングで生きよう

相方と「明日の記憶」を鑑賞してきました。

身につまされました。
謙さんほどバリバリ働いているわけではないが、それなりに仕事している50間近のワタシとしては・・・
身近にいる同僚の名前をど忘れしたり、めまいがしたりと思い当たることもいくつかあり、しかも及川先生の質問、見事にできませんでした^^;

もしも自分の身に同じことが起こったならば・・・
相方がどう感じたのか?怖くて聞けません;;

陶芸家の大滝爺さんの「生きてりゃいいんだよ」
香川課長の「ポジティブ・シンキングさ」
ベタでしたが、退職のシーン、号泣でした。
とともに、自分はどうなのかなっとも・・・・

これからも「ビシッといきますよ」後輩ども^^

それと日記代わりにココに徒然なるままに書いていこうと思ったのでした。

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March 26, 2006

ニライカナイからの手紙(DVD)-「うつぐみ」の心

nirai ニライカナイからの手紙をDVDにて鑑賞。

毎年、誕生日に届くおかぁからの手紙。
それを孫の風希に手渡す竹富島の郵便局長のおじぃ
ガジュマルの木の下で読む風希。

竹富島の風景と島の人たちの「うつぐみ」の心・・・

気持ちいい涙を流させてくれるいい映画でした。

蒼井優の底力を見せていただきました。
これからますます楽しみな女優さんですね。

そういえば、手紙なんてこのごろホント書くことなくなったなぁ・・・
いつでも書くことができるように便箋と万年筆は用意してるんですけど、いつも、電話かeメールで済ませてしまう・・・;;

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February 22, 2006

シムソンズ-初雪降ったら、いいことあるよね?

この冬のトリノ五輪で最高の感動を私たちに与えてくれたカーリング女子日本代表

simsons シムソンズはその女子代表の小野寺さん林さんが所属していたチームのお話。
にわかカーリングファンとなったワタシと相方は22日(夫婦の日)ということで、一番の旬な映画を見ることに・・・

映画の基本は「がんばっていきまっしょい」や「スウィングガール」「リンダリンダリンダ」などの青春ガーリームービーといった作品と同じ雰囲気を持っています。まず、とにかく4人の女の子たち(加藤ローサ、藤井美菜、高橋真唯)が本当にかわいい^^
脇を固めるおじさん、おばさんがいい味出してる。JUDY AND MARYの音楽がまたぴったりと、結構楽しんでみることができました。ただ、話が進んでいくにつれ、トリノでの小野寺さんのインタビューを思い出し、思わず涙してしまう、といった不覚もありました;;

最近、ホント涙もろくなったなぁ・・・・

ということで、トリノ五輪のカーリングで感動したそこのアナタ、是非見てください。

T_aomori 誰が小野寺さんで、誰が林さんなんでしょう。
それを考えながら見るのも面白いかも^^
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、映画の中で加藤ローサchanが何度もつぶやく、「なにもない・・・」って言葉。
自分の住む常呂町はホタテとタマネギしかない所とか・・・
でもそんな町からオリンピック選手が出るなんて・・・
そんな常呂町がこの春、平成の大合併によりなくなるそうです。
それがいいことなのかどうなのか?
カーリングだけはなくなってほしくないなぁ。

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