
3月7日(金) 広島アステールプラザ大ホール 19:00開演
「天命を知る」歳となって初めての元春のLIVE。個人的には元春のWORKSの中での最高傑作と思っている「COYOTE」リリース後の初ロードとなるので,どんなセットリストになるのか興味津々でした。
開演時間若干過ぎたところで会場の照明がOFFに。同時にオープニングムービーが。
埃をかぶった古いフィルム巻から16㎜フィルムを取り出し映写機にセットし再生すると・・・
キーボードの前に座った男が映し出され,その映像とオーバーラップするように元春が登場。ライトグレイのベストに最近お気に入りのハット姿。
スローな曲でスタートしました。
01:グッドタイムス&バッドタイムス(BACK TO THE STREET)
02:アイム・イン・ブルー(SOMEDAY)
03:マンハッタンブリッジにたたずんで(NIAGARA TRIANGLE VOL.2)
04:シュガータイム(SOMEDAY)
05:ハートビート(HEART BEAT)
80年代の楽曲の演奏のあと,HKB名義でのファーストアルバムとなる’The Barn’の思い出を披露。今回のツアーはHKB10周年記念の意味合いもあるのでしょうね。
元春「恋をしたとき,1週間が8日や9日あったらいいと思ったことはない?」
06:7日じゃたりない(THE BARN)
途中佐橋のヴォーカル,Dr.kyOnのアコーデオンが^^
続いてkyOnのギターソロで始まる
07:ドライブ(THE BARN)
LIVEでは珍しい(と思いますが)The Barnからの2曲の後,
元春「もうちょっと踊るかい?」
08:ワイルド・オン・ザ・ストリート(VISITORS)
約45分の演奏が終了。一旦15分の休憩。
休憩中も会場整理スタッフは客席でケータイ使用している人に注意を促していました。隣の席のやつ,注意されたにもかかわらずお構いなしに一所懸命メールチェック?アホ?ケータイチェックしないとそんなに不安なのかね,などと思いながらツアーパンフを見ていたら,再開予告のブザー。まだ会場の照明落ちてないしと安心して見てたら,いきなり古田たかしのドラムが(>_<)
心臓止まるかと思いました^^;
(HKBインストルメンタル)
ダークグレイのジャケットに着替えた元春再登場。いよいよ’COYOTE’からの楽曲披露
09:君が気高い孤独なら(COYOTE)
元春「リリースした後自分のCDを聴くことはないけど,この’COYOTE’は今でも聴いてます。『いいね』って・・・」
10:荒地の何処かで(COYOTE)
元春はアコギを演奏
11:黄金色の天使(COYOTE)
この曲ではエレキに持ち替えてました。
’COYOTE’からは3曲をリストアップ。ちょっと残念でした。引き続き’THE SUN’から。
ここまで総立ちのオーディエンスに着席を促す元春。
12:レイナ(THE SUN)
元春は再びキーボード担当,山本拓夫のフルート,今回初見参の大井洋輔さんのパーカッション,井上富雄のベースの4人編成。
再び他のメンバーも戻って
13:恋しいわが家(THE SUN)
この2曲は’THE SUN Tour’でも演奏しなかった楽曲。個人的にはこのアルバムでは好きな曲なのです。さらに同CDから
14:観覧車の夜(THE SUN)
会場には様々な年代のオーディエンスが・・・子供さんを連れた方もチラホラ。
元春「次の曲は会場にお父さんお母さんに連れられて来てくれているKidsたちのために作りました」
15:君の魂、大事な魂(THE SUN)
’THE SUN’から4曲は予想していませんでした。そしていよいよラストスパート。
再び80年代の曲へ
元春「土曜の午後の仕事はねぇ・・・」
16:ワイルド・ハーツ(Cafe Bohemia)
17:ロックンロール・ナイト(SOMEDAY)
18:約束の橋 (ナポレオンフィッシュと泳ぐ日)
昨年の暮れに小田和正さんと初めて共演した番組(クリスマスの約束)でのコメントを披露
元春「20代には20代の『いつか』があり,30代にも40代にもそして50代にも『いつか』はあるんだ」
元春「みんなもよく知ってる曲だから一緒に歌おう」
19:サムデイ(SOMEDAY)
元春と一緒に歌っているとき,この曲を聴いていた社会人になり立ての頃や壁に突き当たった頃のことを思い出した。そんな時いつも元春は音楽で私に勇気を与えてくれていたのだ。そんなことを考えながらシャウトしていたら,なぜか涙が出てきた。ホント最近涙もろくなりましたT_T
20:アンジェリーナ (BACK TO THE STREET)
2部のラストはデビューアルバムから。一旦舞台を後にしていよいよアンコールへ
21:ハッピーマン(SOMEDAY)
元春「ボクはよく『考えが若いね』って言われる。でも考え方に若いも歳もないんだ」
22:SO YOUNG(NO DAMAGE)
2度目のアンコール。
元春「テレビよりラジオが好き。小さい頃からラジオがそばにあった。昔のようにラジオからヒット曲が生まれるといいね」
これってラジオ番組また始めるってこと?
23:悲しきレイディオ〜 HKBメドレー
全ての演奏終了後,メンバー全員前へ。なぜかみんなフルートを手にしている。
そして元春が一人一人メンバーの紹介。
佐橋佳幸には会場から「おめでとー」の声が^^佐橋は照れながらも一礼。
山本拓夫,井上富雄,古田たかし,そしてバックコーラスのTTシスターズの時にフルートで’T’を作ってました。
そして最後に古田たかしが元春を紹介するとフルートで’M’が・・・^^
佐野元春というアーティストのバックバンドではなく,まさに佐野元春&HKBなんだなぁといつも思うけど,再確認。そんなメンバーを大切にする気持ちはローディーさんにも。演奏中,一人のローディーさんを舞台に引っ張り出し,1フレーズを一緒に歌ってました。
演奏後のMCで「彼は広島出身,皆さんの兄弟なんだよ」
こんなやりとりでもちょっとホンワカしてウルっT_T
演奏の合間にKidsから黄色い声がありましたが,それを受けて
元春「ボクのファン層は幅広いんです」
そんなやりとりがあったからか,締めの言葉は・・・
元春「大人の役割はこどもたちに希望を与えること。ボクはそのためにこれからも音楽を作り続ける」
1部2部そしてアンコールを通してみると,やはり今回のハイライトは1部ラストの’The Barn’からのセットと’COYOTE'のセットでしたね。もう少し’COYOTE’からの楽曲を聴きたかったのですが(「ラジオ・デイズ」とか「世界は誰の為に」とか)
とはいえ,寒さも吹き飛ばす全23曲の熱い「広島の夜」を満喫しました。
元春がTourを続け,広島に来る限り私もその場所を訪れるんだろうなぁ。とそんなことを想いながらも,TTシスターズの田中まゆ果chanの胸の谷間に視線がいく私はやっぱり単なるスケベ親父??
さて,今回GETしたTour Goodsは・・・

ツアー・パンフレットとバンダナでした。
関連サイト:佐野元春&HKB 2008年全国ツアー情報
【ちょっと苦言】
最近年取ったからかもしれないけど,音,大きすぎません?
大音響がいやならLIVEにくるなって言われるとそうなんですけど,LIVEには行きたいし。でも,これからも好きな音楽を聴くためにも耳は大切にしたいし。
大切な耳のためにも,もう少し音小さくしてほしいなぁ。
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