グッドナイト&グッドラック-テレビはメカの詰まった「ただの箱」だ
2時間を越えるのが当たり前のようになっている今の映画で、93分は短編映画のよう。長けりゃ良いってもんじゃない好例。
全編モノクロで、BGMはJAZZ。始終紫煙が立ち昇り男臭さムンムンでした。禁煙して半年のワタシにはチョット厳しい;;
50年代、アメリカ中を恐怖に陥れた「赤狩り」をテーマにした映画は数多くあったが、この作品では市井の人々を襲った悲劇にジャーナリストとして完全と立ち向かう男たちを描いている。物語の最初と最後に語られるエド・マローの演説がこの映画の全てを語っていた。
煙草の吸い過ぎが原因でしょうか、若くして亡くなったエドが50年後の現在のTV界を見たとき、どういう演説をするのでしょうか?
一番胸に刺さったのは、番組の打ち上げの最中に仲間のホレンベックが自殺した連絡を受けるくだり・・・
彼から相談を受けたにもかかわらず、何もできず、しかも死に至らせたものは何かの確証が得られないため翌日の番組では一言訃報をコメントするのみ。このときのエドとフレッドの悲しみ・・・
いつも読ませていただいている「まつさんの映画伝道師」の中で、エドの演説が引用されてました。→コチラ
エドの演説の全文は、コチラ(原文)
でも、93分という短い時間なのに広告主のアルコアとケントのCMを流した意味は何だったんでしょうか?
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